こんにちは。デオドラントなび、運営者の「sawa」です。
毎日使う電気ケトル、とても便利ですよね。でも、いざお湯を沸かしてみたら、「あれ?なんだかお湯が臭う…」と感じた経験はありませんか?
新品のケトルを買ったばかりの時に感じる独特のプラスチック臭。使い続けていくうちに、ケトルの底に白い斑点ができて、お湯までカルキ臭く(金属っぽく)なってしまうこと。さらには、お手入れをサボってしまうと、水が残っていたせいかカビ臭いと感じてしまうケースも…。
せっかくお気に入りのコーヒーやお茶を淹れようと思ったのに、これでは風味が台無しですよね。
「この臭い、どうやって消したらいいの?」と調べてみると、クエン酸や重曹、お酢など、色々な方法が出てきます。でも、どれが本当に効果的で安全なのか、迷ってしまいますよね。特に、ハイターのような塩素系漂白剤や、普段使っている食器用洗剤で内部を洗ってもいいのか、掃除の頻度はどれくらいがベストなのか、疑問は尽きないと思います。
この記事では、そんな電気ケトルの気になる臭いについて、考えられる原因を突き止めながら、素材を傷めず安全にできる効果的な臭い消しの方法を、私なりに詳しくまとめてご紹介していきますね。
ポイント
- 電気ケトルの臭いの3大原因(カルキ・新品・カビ)
- クエン酸やお酢を使った具体的な洗浄方法と注意点
- ハイターや洗剤など、絶対やってはいけないNGなお手入れ
- 臭いを未然に防ぐための普段の使い方とおすすめの掃除頻度
電気ケトル 臭い消しの原因と対処法

まずは、なぜ大切な電気ケトルが臭ってしまうのか、その主な原因をしっかり特定していきましょう。原因さえ分かれば、正しい対処法がきっと見えてきますよ。
臭いの原因はカルキ?
電気ケトルで沸かしたお湯の味が「なんとなく金属っぽい」「粉っぽい感じがする」または、ケトルの内側、特に底の部分に白いザラザラした斑点模様がびっしり…なんてことはありませんか?
その不快な臭いや汚れの正体、それは多くの場合「カルキ(水垢)」です。
私たちが普段使っている水道水には、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が溶け込んでいます。これらは水が加熱されて蒸発するたびに、ケトルの内部(特に熱が一番加わる底面)に白い固形物となって蓄積されていきます。これがカルキ汚れ、いわゆる「水垢」なんですね。
カルキと水道水の「硬度」
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を「硬度」と呼びます。この硬度が高い水(硬水)ほど、カルキは付着しやすくなります。日本の水道水は軟水が多いとされていますが、地域によっては硬度が高めの場合もあります。
(参考:東京都水道局)
これらミネラル分自体は、私たちの体に害を及ぼすものではないとされていますが、溜まりすぎるとお湯の風味を明らかに損ねてしまいます。特にステンレス製のケトルは、このカルキ臭を感じやすい傾向があるかもしれません。
新品のプラスチック臭の取り方

新しい家電ってワクワクしますが、電気ケトルに関しては、使い始めのあの特有の「プラスチック臭(樹脂臭)」がちょっと気になりますよね。
これは、ケトルの本体やフタ、内部の部品などに使われているプラスチック素材から発生する臭いです。製造工程でどうしても付いてしまうもので、故障ではありません。
ほとんどの場合、使っていくうちに(数日〜数週間ほどで)自然と臭いは薄れていきますが、「すぐにでも美味しいお茶が飲みたい!」という時は、以下の方法を試してみるのがおすすめです。
新品ケトルの「臭い抜き」基本ステップ
- 水だけ入れて数回沸かす(すすぎ沸かし)これが一番手軽で基本的な方法です。ケトルの満水(MAX)ラインまで水を入れ、沸騰させます。沸騰したらそのお湯を一度全部捨てます。これを2〜3回繰り返します。製造工程で付着した可能性のある細かな汚れや、表面の樹脂の臭いを洗い流す効果が期待できます。
- フタを開けて換気する使わない時間は、フタを開けっ放しにしておきましょう。内部にこもった臭いを揮発させて外に逃がすことができます。
それでも臭いが取れない時は
上記の「すすぎ沸かし」でもまだ臭いが気になる場合は、次のステップとして、後ほど詳しくご紹介する「お酢」や「クエン酸」を使った洗浄を試してみるのも効果的です。酸の力が、樹脂の臭いを和らげてくれることがありますよ。
カビ臭い時の対処法

「お湯がなんだか生乾き臭い…」「ドブのような、カビっぽい臭いがする…」もしこのように感じたら、それは少し深刻なサインかもしれません。
その原因は、残念ながらケトル内部でカビや雑菌が繁殖してしまっている可能性が高いです。
特に、以下のような使い方をしていると危険です。
-
お湯を使った後、残った水をケトルに入れっぱなしにする。
-
使用後、内部が乾かないうちにフタを閉めてしまう。
ケトル内部は、お湯の「残り水(水分)」と「適度な温度」、そしてフタを閉めることによる「密閉状態(湿気)」が揃いやすく、カビや雑菌にとっては非常に快適な環境になってしまうんです。
カビ臭はクエン酸では落ちにくい
カビ臭の場合、後述するカルキ落としのエース「クエン酸」を使っても、臭いが完全には取れないことが多いです。なぜなら、クエン酸はアルカリ性の「カルキ汚れ」を落とすのは得意ですが、カビ菌そのものを強力に殺菌したり、カビが作り出した臭い成分を分解したりする力は弱いからなんですね。
まずは、お使いの電気ケトルの取扱説明書を必ず確認してください。メーカーによっては、「専用の洗浄剤(電気ケトル用クリーナー)」が用意されている場合があります。そういった専用品を使うのが、ケトルを傷めず、安全かつ確実にカビ臭に対処する一番の方法です。
メーカーが許可している場合に限り、消臭効果が期待できる「重曹」を使った洗浄(後述)を試す手もありますが、まずは取扱説明書に従うことを強くおすすめします。
カビ臭に関しては、発生してしまってから対処するよりも、発生させないための「予防」(後述します)が何よりも大切になってきますよ。
クエン酸を使った洗浄手順

お待たせしました!電気ケトルの臭い、特に最大の原因である「カルキ(水垢)」に、最も効果的で安全なお手入れ方法が「クエン酸洗浄」です!
ドラッグストアや100円ショップの掃除コーナーで手軽に手に入る、あの白い粉ですね。
なぜクエン酸が効くのか?
理由はとてもシンプルです。ケトルの底にこびりついたカルキ(水垢)は、水道水のミネラル分が固まった「アルカリ性」の汚れです。それに対して、クエン酸はレモンなどにも含まれる「酸性」の成分。
アルカリ性の汚れに酸性のクエン酸を加えることで、化学的な「中和反応」が起こります。これにより、あれほど硬くザラザラしていたカルキが、シュワシュワと柔らかく溶け出し、水に流せる状態になるんです。
手順は驚くほど簡単ですよ。
【実践】クエン酸洗浄の簡単ステップ
- 水とクエン酸を入れる電気ケトルに満水(MAXライン)まで水を入れます。そこにクエン酸の粉末を入れます。(目安:水1Lに対し、クエン酸大さじ1杯程度)※汚れがひどい場合は、少し多めに入れても大丈夫です。
- 軽く混ぜて沸騰させるスプーンなどで軽くかき混ぜてクエン酸を水に溶かします。その後、フタを閉めてスイッチオン!いつも通りお湯を沸かします。
- そのまま放置する(重要!)沸騰したら、すぐに電源プラグを抜きます。そして、そのまま1〜2時間ほど放置してください。この「つけ置き時間」が、硬いカルキをじっくり分解するために非常に重要です。
- お湯を捨て、中を確認する時間が経ったら、お湯を捨てます。この時、注ぎ口やフィルター部分にもクエン酸水が通るよう、注ぎ口からゆっくり捨てるのがポイントです。ケトルの中を覗いてみてください。あんなに頑固だった白いカルキが、キレイに取れていませんか?
- 念入りにすすぐ(すすぎ沸かし)最後に、ケトル内部を水でよくすすぎます。もし汚れが少し残っているようなら、柔らかいスポンジ(傷がつかないよう注意!)で軽くこすってみてください。そして、念のためもう一度「水だけ」を満水まで入れて沸騰させ、そのお湯を捨てます(これを「すすぎ沸かし」と呼びます)。これで、ケトル内部に残ったクエン酸の成分もスッキリ洗い流せて完了です!
これだけで、ケトル内部は見違えるほどピカピカになり、お湯の味もクリアになるはずです!
クエン酸がない場合はお酢で代用
「よし、クエン酸洗浄しよう!と思ったけど、今すぐ家にクエン酸がない!」…そんな時もありますよね。
大丈夫です。そんな時は、キッチンにある「お酢(穀物酢)」で代用することが可能です。お酢もクエン酸と同じ「酸性」の力を持っているので、カルキ落としに効果を発揮してくれます。
お酢を使った洗浄の手順
手順はクエン酸とほぼ同じです。
- ケトルに満水まで水を入れます。
- お酢を入れます。(目安:水1Lに対し、お酢約100ml。だいたいお水の10%くらいですね)
- 沸騰させて、そのまま1〜2時間放置します。
- お湯を捨てて、内部をよくすすぎます。
お酢を使う時の注意点
お酢で代用する際には、一つだけ覚悟しておかないといけないことがあります。それは…「お酢特有のツンとした臭い」です。
お酢の臭い残りに注意!
洗浄中はもちろん、洗浄後もケトルにお酢の臭いが結構しっかり残ってしまうことがあります。
そのため、お酢で洗浄した後は、クエン酸の時以上に念入りに水ですすぐか、水だけを入れて沸騰させる「すすぎ沸かし」を、最低でも2〜3回は繰り返すことをおすすめします。
また、使用するお酢は「穀物酢」や「ホワイトビネガー」など、シンプルなものにしてください。ダシや砂糖が入っている「すし酢」や「ポン酢」などは、別の汚れや臭いの原因になるので使えませんよ!
また、市販のレモン汁(ポッカレモンなど)や、スライスしたレモン(1〜2枚)でも代用できます。その場合も、水1Lに対し大さじ1〜2杯程度が目安です。
重曹は使ってもいい?
お掃除の万能アイテムとして「重曹」も有名ですよね。「じゃあ、重曹もケトルの臭い消しに使えるの?」と思うかもしれませんが、これについては、私は「ケトル内部の洗浄には、積極的にはおすすめしない」というスタンスです。
理由はいくつかあります。
重曹がケトル内部に不向きな理由
- カルキ(水垢)に効かないこれが最大の理由です。重曹は「アルカリ性」です。そして、落としたいカルキ汚れも「アルカリ性」。アルカリ性でアルカリ性の汚れは落とせません(中和できません)。
- 研磨作用で傷がつく恐れ重曹には研磨作用(こすって汚れを落とす力)があります。もし粉末のままスポンジにつけて内部をこすったりすると、ケトル内部のコーティング(フッ素加工など)やステンレスの表面に細かな傷をつけてしまう可能性があります。その傷に、かえって汚れが溜まりやすくなることも…。
- 沸騰させると吹きこぼれる危険性重曹を水に溶かして沸騰させると、化学反応(炭酸水素ナトリウムの熱分解)によって二酸化炭素が発生し、激しく泡立って吹きこぼれる危険性があります。これは非常に危ないですよね。
重曹は「消臭」には使えるけれど…
確かに重曹には消臭効果があります(重曹の消臭効果と活用法でも紹介しています)。
新品のプラスチック臭を取るために「重曹水を沸騰させずに(またはごく短時間)入れて放置する」という方法を紹介している場合もありますが、上記のリスク(特に吹きこぼれや傷)を考えると、ケトル内部の洗浄には、やはり「クエン酸」を使うのが最も安全で効果的だと私は思います。
どうしても使いたい場合は、必ずお使いのケトルの取扱説明書を確認し、「重曹使用可」と明記されているか確かめてからにしてくださいね。
安全な電気ケトル 臭い消しと予防策
ケトルの臭いを早く取りたいからといって、間違った強力な洗剤を使ってしまうと、取り返しのつかないことになるかもしれません。ここでは、安全のために絶対にやってはいけないNG行動と、臭いを「発生させない」ための賢い予防策をご紹介します。
ハイター(塩素系)は絶対NG

この記事で、私が最も強くお伝えしたいことです。
キッチンハイターやブリーチなどの「塩素系漂白剤」は、電気ケトルの内部洗浄に、絶対に、絶対に使わないでください!
「カビ臭いなら、カビキラーやハイターが効きそう」と思ってしまうかもしれませんが、これは本当に危険です。
塩素系漂白剤が絶対NGな3つの理由
- ケトル内部が腐食・サビだらけになる塩素は非常に強力な酸化作用を持っており、ケトル内部のステンレスなどの金属部品や、フッ素加工のコーティングを一瞬で腐食(サビ)させてしまいます。変色するだけでなく、最悪の場合、ケトルに穴が開いて水漏れの原因にもなります。
- 強烈な「塩素臭」がこびりつく漂白剤のあのキツイ臭いがケトルの樹脂部分やパッキンに染み付いて、どれだけすすいでも取れなくなってしまいます。お湯を沸かすたびに塩素臭がするようになり、そのケトルはもう飲み物用としては二度と使えなくなる可能性があります。
- 有毒ガス発生の危険万が一、クエン酸やお酢などの「酸性」の洗剤と混ざってしまうと、「まぜるな危険」の表示通り、有毒な塩素ガスが発生します。命に関わる非常に危険な行為です。
カビ臭が気になる場合でも、塩素系漂白剤の使用は絶対に避け、メーカー指定のクリーナーを使用してください。
内部を洗剤で洗うのは危険
「じゃあ、ハイターがダメなら、普段使っている食器用の中性洗剤でスポンジ洗いするのは?」と思うかもしれませんね。
これも、多くのメーカーが非推奨としています。
理由は、塩素系漂白剤ほど深刻ではありませんが、やはり「臭い」と「成分」が残ってしまうからです。
なぜ食器用洗剤もNGなの?
電気ケトルは、食器と違って構造が複雑です。内部には細かい隙間やパッキン、樹脂パーツなどが使われています。
こうした部分に、洗剤の「香り成分」や「界面活性剤」が残りやすいんですね。
しっかりすすいだつもりでも、お湯を沸かしたときに、ふわっと洗剤の香り(特に柑橘系など)が移ってしまったり、微量な成分が溶け出してしまったりする可能性があります。
安全基準を満たした洗剤とはいえ、飲み物に洗剤の味が移るのは、やっぱり嫌ですよね。
外側やフタの手入れはどうする?
ケトルの「外側」の手垢やホコリ汚れ、あるいは取り外しが可能な「フタ」や「パッキン」などは、中性洗剤を含ませた柔らかい布やスポンジで拭き洗いや、水洗いができる場合があります。
ただし、これも製品の構造によって異なります。特に電源プレートとの接続部分(ケトルの底)は絶対に濡らしてはいけません。
お手入れ方法は、必ずお手持ちの取扱説明書で「お手入れのしかた」のページをしっかり確認してくださいね。
もちろん、内部をタワシやクレンザー、メラミンスポンジでゴシゴシこするのも、コーティングを傷つけるので厳禁ですよ!
臭いを防ぐ正しい使い方
ここまで臭いを取る方法を色々ご紹介してきましたが、一番いいのは、そもそも「臭いを発生させない」ことですよね。
日頃の使い方をほんの少し見直すだけで、臭いの発生は劇的に予防できます。私が特に意識している「予防の3大習慣」をご紹介します。
臭い予防の3大習慣
- 使ったお湯(水)はその都度捨てるこれが予防策として最も重要かもしれません。お湯を沸かした後、ケトル内に残ったお湯や水をそのまま放置しないこと。使い切るか、残ったら捨てる習慣をつけましょう。これが、雑菌やカビが繁殖する最大の原因(エサと水分)を断ちます。
- 使用後はフタを開けて乾燥させる中身を空っぽにしたら、すぐにフタを閉めず、フタを開けたままにして内部の湿気をしっかり飛ばして乾燥させましょう。湿気がこもるのを防ぐだけで、カビ臭のリスクは格段に減らせます。
- 水は「水道水」を使うこれは少し意外かもしれませんね。健康のためにミネラルウォーターや浄水器の水を使いたい方もいると思います。しかし、メーカーの多くは「水道水」の使用を推奨しています。・ミネラルウォーター(特に硬水):水道水よりもミネラルが豊富なため、カルキ(水垢)が非常に付きやすくなります。・浄水器の水:殺菌用の「塩素(カルキ)」が除去されているため、水道水よりも雑菌が繁殖しやすい場合があります。水道水は、カルキは付着しやすいものの、塩素のおかげで雑菌の繁殖は抑えられる、というバランスなんですね。
「使ったら捨てる、そして乾かす」。この2点を意識するだけでも、ケトルを清潔に保つことができますよ。
掃除の頻度はどれくらい?
では、あの効果的な「クエン酸洗浄」は、どれくらいの頻度で行うのがベストなのでしょうか?
これは、お住まいの地域の水質(硬度)や、電気ケトルを1日に何回使うかという使用頻度によっても、大きく変わってきます。
あくまで私の感覚的な目安ですが、「1ヶ月〜3ヶ月に1回程度」を推奨しているケースが多いかなと思います。
こんなサインが出たら掃除のタイミング
頻度で決めるよりも、「掃除のサイン」で判断するのが一番分かりやすいかもしれません。
- ケトルの底を覗いて、白い斑点(カルキ)が目立ってきたなと感じた時。
- 沸かしたお湯の味や臭いに、なんとなく違和感(金属っぽさなど)を感じ始めた時。
- ケトルの内側が、以前よりザラザラするようになった時。
こうしたサインが見えたら、クエン酸洗浄のタイミングです。
目に見える汚れがなくても、例えば「3ヶ月に1回」など、定期的なメンテナンスデーとしてクエン酸洗浄を行っておくと、頑固な汚れになる前に対処できますし、ケトル自体の性能(熱効率が落ちるのを防ぐ)を長持ちさせることにもつながりますよ。
電気ケトル 臭い消しまとめ
今回は、電気ケトルの気になる臭い消しについて、原因の特定から具体的な対処法、そしてやってはいけないNG行動までを詳しくご紹介しました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしておきますね。
電気ケトル 臭い消し おさらい
- カルキ(水垢)の金属臭・粉っぽさには「クエン酸」での洗浄が最強です。(お酢でも代用可)
- 新品のプラスチック臭は「すすぎ沸かし」や「換気」で対処しましょう。
- カビ臭は要注意。まずはメーカー推奨の専用クリーナーを確認してください。
- 「塩素系ハイター」と「食器用洗剤(内部)」は、ケトルを壊す原因になるので絶対NGです。
- 臭いを防ぐ一番の予防策は「水を入れっぱなしにしない」「フタを開けて乾燥させる」ことです。
- クエン酸洗浄の頻度は、汚れが気になった時、または「1〜3ヶ月に1回」を目安に。
ケトルが臭う原因のほとんどは、日頃のちょっとした習慣と、定期的なクエン酸メンテナンスで解決できることが分かっていただけたかなと思います。
正しいお手入れでケトルを清潔に保って、毎日の美味しいお茶やコーヒーの時間を、これからも快適に楽しんでいきたいですね。
この記事で紹介した洗浄方法やお手入れの頻度は、あくまで一般的な目安です。
電気ケトルの素材(ステンレス、プラスチック、ガラス、フッ素加工など)や構造によっても、最適なお手入れ方法は異なる場合があります。
安全に長くお使いいただくためにも、お手入れの前には、必ずお手持ちの製品の「取扱説明書」をよく確認して、メーカーの指示に従うようにしてくださいね。
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